NPO法人バーンロムサイジャパン 名取美穂さん
“かわいそうだから”ではなく、わくわくしたり、嬉しかったり、そういうプラスの気持ちが根底にある方が、絶対に持続するはず。
1999年、タイ北部のチェンマイ郊外に、HIVに母子感染した孤児たちの生活施設として「バーンロムサイ」は設立された。寄付だけには頼らず、自立した運営も目指し、始まったのが“ものづくり”。鎌倉のお店に足を運ぶと、色鮮やかな古布を使って作られたポーチやお財布、美しいストール、子どもたちの絵が表紙に描かれたノートなどが並び、とても気持ちのいい店内。「まずはワクワクする気持ちのままに、商品を手にとって頂きたい。その後、その商品の裏側にある想いや活動内容にも興味を持ってもらえたらいいなと思っています」そう笑顔で話す「バーンロムサイ」ジャパン代表の名取美穂さん。活動についてお聞きしました。